「ねないこだれだ」誕生50周年記念せなけいこ展@刈谷市美術館
衝撃的だったラストな絵本、
「ねないこだれだ」が誕生して
50周年だそうです

愛知県刈谷市で開催されている
『ねないこだれだ』誕生50周年記念
せなけいこ展へ行ってきました。
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こんにちは。
絵本の力と幸せのヒントを綴ります。
ひだまり絵本館 花梨こと
香川ミカです。



承ります。
絵本講座等
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絵本セラピスト®で
絵本講師仲間でもあるちーちゃんが
滋賀から愛知へいらっしゃり、
ご一緒させていただきました


ためになると思って
描いたわけじゃない。
しつけの本でもない。
おばけになって
飛んでいきたかったのは
わたしなの。
(「ねないこはわたし」より引用)
2016年に出されたこの本は、
85歳(当時)になられたせなけいこさんの
おちゃめな口調で綴られている「自伝的絵本」です。
子育てをしながら
ご自身が一番おばけを楽しまれていた
感じが伝わってきました。
とはいえ、
うちの娘はこの絵本が
怖くて怖くて
怖くて仕方なかったんですって

そうそう。
怪獣のようなやんちゃな甥っ子を
なんとか怖がらせようと(←コラ)
声色を変え、
おどろおどろしく読んでいると、
甥っ子はゲラゲラ笑い、
その隣で
娘が
おびえていた・・・
なんてことは
何かとよくあることでした^^;
それで
毛布にくるんで隠してみたり(笑)
その後いつの間にかこの絵本、
どこかへいってしまったなあ と
長年、
失くしてしまった・・・と思っていたのですが、
ななーーーんと

娘がクローゼットの奥の奥の方へ、
隠してしまっていただなんて

しかも、
この事実を知ったのは
まだほんの数年前の話なんですよ

衝撃でした。
(「かいじゅうたちのいるところ」も同じく
表紙が怖くて、隠した娘・・・
)

時々、おばけの世界と、子どもの世界が、
交わることがある。
子どもはおばけが「いる」ことを知っているから、
あんなにドキドキできる。
(「ねないこはわたし」より)
わたしは
にんじんが
きらい。
(「ねないこはわたし」より)
息子さんには好きになってもらいたくて
描かれたんだそう。
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